岐阜で住宅の設計をしている事務所です。

2015-06-30

台湾旅行 一日目 -台北-

関係者の方々にはご迷惑をお掛けしましたが、台湾へ旅行してきました。
3泊4日の、旅行会社のツアーです。

ツアーと言っても、台北のビジネスホテルの宿泊と朝食が付いているだけで、日中はフリーで動けるものです。航空券みたいなものですね。

とりあえずの目的は、台中の伊東豊雄設計「台中国立歌劇院」、I・M・ペイ「東海大学のチャペル」
でした。
そして、夫婦ふたりで行ったのですが、妻の目的は「台湾料理」


ということで台北に到着。

予報は四日間とも雨っぽいとのことですが、

「意外!!それは雨!!!」

ということで、予報通り雨が降ってしまいました。
イヤー、意外。
たいがい旅行に行くと、予報が雨でも晴れるんだけども(無理筋すぎたか!?)


雨の中、花博の会場と台北市立美術館にいく。
美術館の入館料が120円と格安なのに驚く。

公共のバスがタダだったり、市内の鉄道が100円200円でかなり遠くまで乗れてしまうし、タクシーも400円あれば何キロも進める(そして涼しい)ので、本当に移動が便利です。
台北市立美術館
設計:高而潘
ボックスが飛び出している構成
上階ホール。RC手すりが柔らかいカーブで仕上がっている。
硬い素材なのに、とてもやわらかい印象。
飛び出している開口部分。
下から見た印象よりも、この開口のプロポーションがしっくりきた。
全体のスケールが大きすぎるからか。

花博会場の跡地にいくつかのパヴィリオンがのこされている。
舞蝶館 設計:金光裕


中に入ると、意外にもかなり大きな空間。
軽やかで明るい印象だが、スチールの構造自体はかなり太い
普段住宅のスケールに慣れているからか、印象のズレが面白い
休憩区 設計:金光裕
今度は住宅スケールで安心する。
RC板の折り紙が連なっているような構成。
開口部分から入る光が折り紙を回折してくる様子が豊か。
RC打ち放しの表情は、竹。
竹は台湾を代表する材料とのことで、いたるところで見られる。

合間合間に屋台の肉まんや魯肉飯などを食べ、夜は雲南料理。



台湾にきて、気温の暑さに驚き、そして室内の冷房のキツさに驚く。
カゼをひかずにいけるかどうか…




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