岐阜で住宅の設計をしている事務所です。

2015-07-01

台湾旅行 二日目 -台中-

台湾旅行、二日目は台中へ

四日間とも雨の予報だった台湾の天気は…

「意外!それは晴れ!!!」

ということで完全に晴れました。


台中へは高鐵(新幹線)で1時間弱と近い。
市内は、台北に比べると「整っている」印象。都市計画が効率よくできている感じですね。

まずは東海大学へ。
大学構内でも学生が至るところで掃除をしている(!)のに驚く。
台北の路上でもそうでしたが、みんな掃除をしていて、アジア特有の雑多なごちゃごちゃはあるものの、どこもキレイだったのです。
日本統治のせいなのか、もともとの気質か…。教育なのか
少なくとも中国の杭州に滞在していた時とは比べ物にならない意識の高さ。


構内のチャペルをみる。
中には入れないのが残念ですが、覗きこむ。
事前の写真では、丹下健三設計 東京カテドラルに似ているのかなー、となんとなく思っていたが、印象は全く別だった。

構造のワッフルが上に行くに従って薄くなり、抜ける空間。
用途が学生のホール的な使い方なので、印象が全く逆なのも当たり前か。

次に台中歌劇院
まだオープンしていないので外観だけ。そしてあいかわらず覗きこむ。
内部と外部の関係などは体験できていないので、また完成後に来ます!


その後、コンバージョンの事例として、宮原眼科へ。
もともと眼科だったレンガ部分と、突き抜けるようにして新しく作られたガラス部分。
構造ごとあたらしくなっている感じですね。新しい鉄骨構造から既存の木構造が釣られているようです。


その後台湾国立美術館。
入館料タダで助かる!
特別展は有料(当たり前!)。草間彌生展でした。


行ければ行きたかった 安藤忠雄設計 亜州大学現代美術館は、遠すぎて断念。

チャペル 設計:I・M・ペイ
4枚の膜のような構造が合わさるように立っている
人の手を合わせたカタチとも言われているようです
対面に相似的な形のパーゴラ。

上に向かっていくに連れてリブの厚みが変わっていく。
台中歌劇院 設計:伊東豊雄
チューブ状の空間が、内部と外部が連続するようにつながっている
グレーの部分とガラスの部分は、思ったよりのっぺりしていて、
内部と外部が裏返っている部分は一部だけだった
中から見てみたい!
案内も外構も完成しているようなので、てっきり中に入れるものかと思った
が、まだ工事中で、外部のシーリングなどをしていました。
国立美術館
草間彌生展とのことで、屋外まで溢れだしております
中ももちろん、溢れております!

夜は地元の人気食堂のようなところで台湾料理。


台湾の食事を食べていると、どうも発熱する体になっていくようです!
初日きついと思っていた「室内の過剰な冷房」が心地よくなってきた。
体表をクールダウンしながら、内部で発熱できるようになり、どうも調子がいいです!





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