岐阜で住宅の設計をしている事務所です。

2015-05-17

GW旅行 二日目、三日目 京都 

時間が開いてしまいましたが…

■GW二日目は、美山町から京都市内へ移動。

・自家用車での移動ですが、想像以上に峠越え。
車一台が通れるだけの山道がずーっと続き、そこで何台もの車とすれ違う必要があるため、かなり疲れた!

とりあえず対向車とぶつかると、こっちが戻るのか?向こうが戻るのか?という問答が始まる。
県外ナンバーなので、旅行者と即バレる。
いつ対向車と鉢合わせるか、という緊張感。


が、そのやりとりも慣れてくると若干楽しくなってくるという不思議。


・無事に京都に入り、北大路のホテルへ直行。
特に何をするでもなく、近場の今宮神社で散歩し「あぶり餅」をたべ比べる。
あまり甘くない「一和」のほうが好みかな。


・そして妻がまだ行ったことがないという金閣寺へ。
私自身も修学旅行ぶりであったが、感想は「禅寺らしくない!」という素人っぽいもの。
各層で様式をかえたりなど建築的にはいろいろあるのだろうが、そして極楽浄土を再現したものなのだろうが、禅寺のイメージ=質素 だったので なんだかしっくりこない


あぶりもち。服のボーダーが完全にカブるという失態。

■GW三日目は

・東京に住む幼なじみ家族が京都に来るということで、タイミングを合わせて午後から会うことに。
まだお互いに行ったことがないところを目的地にしよう、とのことで、伏見稲荷を後に回し、
午前は三十三間堂、国立博物館 平成知新館を見学。


平成知新館は谷口吉生さんの設計です。あいかわらず美しいディテールと、それを成し遂げる施工技術の高さに驚く。
また、既存の建造物との距離感が非常に近いため、建ち方が非常にムズカシイかったと思われます。

・合流後、伏見稲荷へ。
連続する鳥居は圧巻。
そもそも鳥居と言うもの自体、一つあるだけでなぜか強烈な仕切りとして機能しますよね。
鳥居の向こうとこっちは同じはずなのに、段差も無いのに、なぜか仕切られる。

それが連続するとどうなるのか?というのが見る前の感想でした。

実際目にすると、鳥居の印象はもう無くて、光の落ちるトンネル。日差しがしっかりあったため、鳥居の陰と日差しを交互にスイッチしながら周りの観光客がすすんでいくため、ちょっと良くわからない感覚になった。
色も赤いし、トリップしたような変な感じ。観光客が一人も居ない時に来たいけど、無理だよね。
国立博物館 平成知新館
三十三間堂からのアプローチと正門からのアプローチで印象が変わる。
かなり大きな製薬の中で設計されていることに気づく。
鳥居をくぐる。
寺社仏閣にはよく行くんだけど、いつもとちがい、
子供が狂ったようにガラガラをする
そして拝む、拝む、拝む!
数分間にわたって繰り返していた。

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