先週、今週はひたすら図面作業をして、引きこもっています。
そして気分転換にちょこちょことサボるのですが、ついに見てしまいました。
「マッド・マックス 怒りのデスロード」
劇場公開中から何人かの知人に「絶対に劇場で見たほうがいい!」と勧められていた映画です。
バタバタしていたり、何しろ車やメカなどのいわゆる「男の子が好きなもの」にあまり興味がないこともあり、劇場で見そびれてしまっていました。
そして満を持してDVDレンタル、鑑賞-
感想:とにかくスゴイ!
映画館で 大画面、大音量で見なかったことを早速後悔しました。
映画の内容についてはあえて何も書きませんが、人を感動させる、圧倒的な純度があります。
・アクションシーンの質の高さ
・出てくる造形やこの世界の背景設定が細部まで練りこまれている
・それらをいちいち説明しない(が、それでも分かる)
という所がスゴイです。
結局、初日は一人で、次の日はシェアオフィス相手と、その次の日は3歳の子どもと鑑賞するという、連日のマッド・マックス。
上に書かれている「裏にある練りこまれた設定」を「説明してくれないけどヒントはある」ということもあり、毎回発見があり、感動してしまう。
建築にからめて言えば
・素材の良さ
・細部に渡るディテール
・押しつけがましくない、控えたデザイン
が高度に純化した空間が、建築に興味がない人も感動させる、という事実とまったく同じであると思う。
そして、それには圧倒的なエネルギーと時間がかかるが、まさに私の理想とすることだなー、と再確認しました。
3歳の子どもと鑑賞した時の会話
私「この映画、おもしろい?」
子「おもしろくない。」
私「見るのやめる?」
子「やめない!」
結局最後まで見たようです。