岐阜で住宅の設計をしている事務所です。

2011-09-27

瑞穂市F邸 PHC杭工事

瑞穂市F邸、PHC杭工事が行われました。

これは、コンクリート造の建物の時に主に行う地盤改良方法で、今回のような木造の住宅ではほとんど行いません。

今回は、コストが安くなるということと安全性を考えて採用しましたが、かなりレアなケースだと思います。
PHCパイル到着。最上部と最底部は
金属になっています。
パイルを打つときのツメなどを溶接できるように
なっています。

2011-09-26

地盤改良 準備

単菅を立てています。
明日から、地盤改良である、PHC杭を打つ工事に入ります。

その前に、当日隣接地に泥やセメントが飛ばないように、養生が必要です。

雛屋建設 林さんと、土工事担当の栗田社長が養生用のパイプを立ててくれているため、基礎の打合せを兼ねて様子を見てきました。

重機も何も無いのに安全ヘルメットをかぶって作業する二人。

先の尖った単管
安全管理、バッチリですね!


いよいよ地盤改良の、PHCパイル杭工事です。
木造住宅ではやらないような工法です。







2011-09-22

地盤改良方法、PHCパイルに決定!

瑞穂市F邸のお施主様と、地盤についての打合せをしました。

瑞穂市F邸
サウンディングの調査結果では、約9メートル程度地盤悪いようで、木造住宅であれば幸いった場合、一般的な選択としては、「柱状改良」か「鋼管杭工法」かのどちらかになります。
(もっと地盤がよければ表層改良でもよいのですが…)

一般的に金額は柱状改良のほうが安くなりますが、9mというとちょっと深くて、微妙なラインです。

鋼管杭の場合は地盤の固いところまで到達するように鉄の柱をたてるので、これぐらい深くても大丈夫です。
ただし金額的には高くつきます。


近隣のボーリングデータを取り寄せると、やっぱりかなり地盤が悪い。やはり土地柄でしょう、腐植土も出ています。これは柱状改良ではダメでしょう。(深いし、セメントをいれても固まらない恐れがあります)


となると、鋼菅杭しかないのですが、経もΦ165と太いのもありますが、なんと350万円以上かかるようです。


こういった場合、諦めるか知恵を絞るかの2択ですね
そこはもちろん、絞りましょうよ!


今回は考え方を変えます。

2011-09-16

ホームページリニューアル

お待ちいただいた方には、お待たせ致しました。
ホームページをリニューアルしました。

ドメイン移行のゴタゴタで、アドレスが【www.kuboe.net】となっていますが、しばらくすると【www.kuboe.com】にもどります。

2011-09-14

KAMADO・UMEEE!!!

米どころ、ニッポン!


我が家には炊飯器がありません。

かれこれ5年くらい前でしょうか、炊飯器の炊飯ボタンを押して、時間がたってアラームが鳴り、蓋をあけてみると、水がぬるめのお湯になってるだけ、ということがあり、サヨウナラしまして以来です。

もともと、パスタやうどんなどの麺類が好きだったのであんまりご飯を食べないこともあり、ずっと買わずじまいで、圧力鍋で炊いていました。
ただ、圧力鍋の嫌なとこは、

2011-09-11

有松町古民家

昨日緑区の敷地調査に行ったついでに、以前設計した「藤原邸」の奥様の実家、有松町にいってきました。
有松絞りで有名な有松町。古い街道の街並みが残っています。
最寄りの宿場である鳴海宿へ到着前に、おみやげを買うために旅人が寄っていたようです。

この宿場の端に、この民家はあります。
古くは絞りのお店があったこの民家、なんと明治10年につくられたようです。


住まい手によって少しずつ手を加えられながら、住み継いでいかれているようです。


お母様のために、もうすこし住みやすく、また街並み保存のために手入れをされるようです。


しっかりした作りですし、とても落ち着く、味のあるお家でした。
このように長く住み継がれるというのは、それだけ価値があるものでないとなかなか難しいでしょう。
(しょうもないものは、ここまでのこらないでしょう)

このように永くつかってもらえたらいいなー、と思った一日でした。

2011-09-10

緑区、現地調査

名古屋市緑区で住宅の計画が始まりました。現状や敷地を確認するための調査にいってきました。


2本の道に挟まれた、鋭角な敷地です。


現在、増築をくりかえしてきた家にすいんでいるのですが、普段の生活に不便なため、建て直しを計画しています。


道がぐるっと回ってどんどんさがっているため、一番高い道路と一番低い道路で、かなりの高低差がついています。

レベルを測量してみると…
最大4.3メートルでした。
建物一回分よりも下がっています。

最も古い棟が築40年程度。増築は15年ピッチで行われてきているようで、擁壁もかなり古くなっており、作りなおす必要がありそう。





かなり変わった敷地なので、おもしろいプランができそうです。