岐阜で住宅の設計をしている事務所です。

2016-03-28

引き渡し続ける日

週末は、午前は愛知県一宮市で引き渡し、午後は浜松市で引き渡しという、引き渡しラッシュでした。
「渡しの窪江」とは私のことよ。

これからはお施主様が使われていくことになるのですが、どのように使われるのか楽しみでも有り、また不安でもあります。

協力していただいた皆様、ありがとうございました。
お陰さまで、この日を迎えることができました。

お施主様、近々様子を見に伺いますので、ご意見(文句など!)をお聞かせ下さい!!!



そして今度は、新たに始まるプロジェクトのプレゼンラッシュが控えております…。
大丈夫なのかーー!!!

一宮市、他団体が使うオフィス。照明器具の調整中。
浜松市フィルターハウス、中庭ができてきました。
あとは芝生を植えて完成。
ASJ浜松スタジオさん恒例の引き渡し式典。
色々な方に関わっていただきましたので、一言ずつ言葉を頂く。

2016-03-26

大きい模型をつくっています

いよいよ4月から着工する浜松市、「森に佇む家」は、既存建物を解体しております。
長い設計期間で紆余曲折があったため、再度仕上げや設備などの確認をしております。

当事務所では珍しく、1/30スケールの模型を作り始めました。
どうも説明が難しい空間なのですが、自分だけが分かっていてもしかたがないため、安心していただくためにも大きめの模型を作っています。

特に寄棟になっている天井と、それを支える黒いボックス、その隙間から外が見える感じを、覗き込みながら確認してもらいます。
照明計画を確認する上でも、とても役に立ちました。

しかし慣れないせいか、ものすごく時間がかかっています!!!
あせる。。。


どうにか外部の形ができてきて、とりあえずこれで打合せ。
また地鎮祭までにつくりこんでいきます。

2016-03-25

八丁味噌や現場など

なかなか余裕が無く、ブログも全然書けていません…。
いろいろと仕事をしたり、動いたりしております。

豊田岡崎方面になぜかよく行っております。
八丁味噌の工場見学、豊田市美術館や知人のオープンハウスなど。

そして岐阜のオフィスビルのリフォームお手伝いの現場も佳境に入っております。

岡崎城から八丁の距離にあるから、「八丁味噌」とのこと
お寿司屋さんなど、豆のみでつくる味噌もだんだん全国区になってきました。
計画している岐阜の製造者さんより、2尺小さい杉桶でした。
コンパクトなので動かしやすいでしょうが、迫力が違います。
岐阜市。
オフィスビルの一部を、聖堂などに作り変えています。
遮音性能のある間仕切り壁を作り、静かで静謐な空間をつくっています。
工期がタイトで、また解体してみないと分からないことがありますが、
その中でできることを考えながらやっております。

壁をつくっています。超スピードで行い、3月中にはだいたい終わる予定

2016-03-15

現地調査、ヒアリング、味噌たまり

明治時代に創業されている、岐阜の老舗、味噌たまり製造者さんの工場へ現地調査に行ってきました。

長い年月、少しずつ増築を繰り返しながら作り続けられた工場を、少しずつ作り変えていく、という計画です。

とりあえずは顔となる事務所の建築ですが、とても複雑に入り組んでしまっている工場内の整理を整理する、マスタープランが必要になりそうです。

実際に見学をさせていただき、100年以上使われている杉樽を前に圧倒されました。
古いものと新しい物をうまく融合できるような計画にしていきたいです。
まずは味噌、醤油の勉強です。



熟成させるための杉樽は、タガで締められています。
中に液体を長期間保存するための樽ですが、
水も漏らさぬように接合する職人技に、あらためて驚きます。

2016-03-14

岐阜市ガレージのプレゼン

岐阜の設計事務所でありながら、全然岐阜市の計画がない今日このごろ。
久々の岐阜市での計画、宿泊機能付きのガレージのプレゼンテーションでした。

小さな敷地で、車を駐車する機能と、月に何度か宿泊するという機能をもつ建物です。
ガレージ部分の面積のほうが大きくなるため、居住部分がガレージ部分に飲み込まれないように気をつけました。

2つの家型が並んだ感じ。
ガレージと居住をなるべく分けるプランです
車を眺めながら過ごす空間と、水回り、ベッドスペースのみです

スポーツカーが入ります。
居住スペースが広く感じるような錯覚をねらっています。

とプレゼンを行いました。
が、なんと、重要な要望メールが迷惑メール処理されていたようで受信できていなかったようです。

再送していただくと、ムムッ、、、
これはぜんぜん違う空間のほうが良いな

予算的にもスリムにするため、第二案を作成中

2016-03-13

塗装、施主施工のお手伝い

今月末に引き渡しを控えております、浜松市フィルターハウスですが、ここまで来るまでに予算的な戦いがかなりありました。

予算を超えないように、平屋で中庭のこの形状、どうしてもお金がかかってしまう…。

ということで、減額を繰り返してきました。

そのうちの一つが「内部木部の塗装を、施主工事とする」というもの。
思ったより大きく減額できたため採用しました。

ということで、先週金曜日にご主人が塗り塗りするということで、完了検査も兼ねてお手伝いに行ってきました。

植物性のオイルを塗っていくのですが、刷毛で塗るテクニックはないため、ひたすら雑巾でふいていくスタイルでやりました。
地味な作業ですが、一日もかからない予定。

必死にやり過ぎて写真を撮り忘れてしまいました。



ご褒美に、お昼ごはんをご馳走になりました!やったぜ

お昼ごはんは、「さわやか」でハンバーグ
静岡県民で知らない人はいないというステーキ屋さんです。
ハンバーグですが、イメージしたものとちがい、
肉そのものを食べているような、圧倒的な「肉感」!!!
それでいてケモノの肉臭さがないので、とても食べやすいです

2016-03-09

オープンハウス終了

浜松市、フィルターハウスのオープンハウスが終わりました。

お陰さまで、土日あわせて29組もの多くの方に来場いただきました。

2.5畳の離れの和室や、4.3畳の寝室など、「図面の上では狭いけど、実際は広く感じる」という部分を理解していただけたと思います。

みなさん、理解した上で、恐れずに小さな家に挑戦してみてください。


お施主様にはあらためて感謝申し上げます。

照明器具もつきました。お引渡しは今月末の予定です

2016-03-03

フィルターハウス ほぼ完成

今週末に行われるオープンハウスに向け、浜松市フィルターハウスがほぼ完成。
残すは畳と、簡単な手直しです。

といっても、大きな外構工事が残っているのですが、それはお引き渡し後にクライアントのご友人にお願いします。

そういう意味では、本当の完成はまだまだ先ですが、とりあえず一区切り。

とても良い感じなので、興味のある方は是非!!

リビング床部分が下がっています。
寝室。狭いですが、とても開放的です
デッキも完成。奥行きがあるのでイロイロ使いやすい。

二階と階段上のトップライト


このような感じです。
特徴となっている土間収納を含めて31坪強くらいの、小さな家です。
部屋は、おおむね一間半のハバ(2.7m弱)ですが、各部屋に「方向」があるので広く感じます。
図面ではなかなか伝わらないので、是非体験してみてください



アクティブなようでいて、とても静的な空間になっています。

2016-03-01

オープンハウスのお知らせ(浜松市) ※写真追加




お施主様のご厚意により、この度オープンハウスを開催させていただくことになりました。

予約制となっておりますので、ご希望の方はご連絡をお願いいたします。

■日時:3/5(土),6(日) 10:00~16:00

■場所:静岡県浜松市浜北区

■連絡先:窪江建築設計事務所 窪江健 
       tel 058-272-7338
               mail info@kuboe.com

■隣に人気の料理屋さんのある場所に位置するこの住宅は、「外から見たときに要塞のように閉鎖的で、中に入ると明るい中庭がある家が欲しい」という要望を受けて設計されました。

求められた「完全に外部と隔絶された大きな中庭」だけでなく、周囲の喧騒や他人の視線等のムダな要素を 少しだけ濾し取りながら、
光や風など、欲しいものだけを取り入れる為の屋外空間(フィルタースペース)が3方向から挿入されています。

30坪程度の小さな住宅ですが、完全に閉じながらも微妙に外部が染みこんでくるような、広がりのある住まいとなっています。


リビングと中庭
狭小の寝室
デッキ
二階