3泊4日の、旅行会社のツアーです。
ツアーと言っても、台北のビジネスホテルの宿泊と朝食が付いているだけで、日中はフリーで動けるものです。航空券みたいなものですね。
とりあえずの目的は、台中の伊東豊雄設計「台中国立歌劇院」、I・M・ペイ「東海大学のチャペル」
でした。
そして、夫婦ふたりで行ったのですが、妻の目的は「台湾料理」
ということで台北に到着。
予報は四日間とも雨っぽいとのことですが、
「意外!!それは雨!!!」
ということで、予報通り雨が降ってしまいました。
イヤー、意外。
たいがい旅行に行くと、予報が雨でも晴れるんだけども(無理筋すぎたか!?)
雨の中、花博の会場と台北市立美術館にいく。
美術館の入館料が120円と格安なのに驚く。
公共のバスがタダだったり、市内の鉄道が100円200円でかなり遠くまで乗れてしまうし、タクシーも400円あれば何キロも進める(そして涼しい)ので、本当に移動が便利です。
台北市立美術館 設計:高而潘 ボックスが飛び出している構成 |
上階ホール。RC手すりが柔らかいカーブで仕上がっている。 硬い素材なのに、とてもやわらかい印象。 |
飛び出している開口部分。 下から見た印象よりも、この開口のプロポーションがしっくりきた。 全体のスケールが大きすぎるからか。 |
花博会場の跡地にいくつかのパヴィリオンがのこされている。 舞蝶館 設計:金光裕 |
中に入ると、意外にもかなり大きな空間。 軽やかで明るい印象だが、スチールの構造自体はかなり太い 普段住宅のスケールに慣れているからか、印象のズレが面白い |
休憩区 設計:金光裕 今度は住宅スケールで安心する。 RC板の折り紙が連なっているような構成。 開口部分から入る光が折り紙を回折してくる様子が豊か。 |
RC打ち放しの表情は、竹。 竹は台湾を代表する材料とのことで、いたるところで見られる。 |
合間合間に屋台の肉まんや魯肉飯などを食べ、夜は雲南料理。
台湾にきて、気温の暑さに驚き、そして室内の冷房のキツさに驚く。
カゼをひかずにいけるかどうか…