小さいころに、自然の森のなかで竹を割って流しそうめんをして以来です。
なので、竹のようなものを傾けて、そこをそうめんが流れる、というものをイメージしていましたが、ぜんぜん違うんですね。
仕組みとしては、石でつくられたサーキット状のサーキット場を、そうめんがぐるぐる周回している感じ。
漂っている、driftしているそうめんをハシで捕らえて食べる。そうめんを投入、漂う、食べると繰り返すイベントです。
そうめん待ち |
早々に満足し、すぐ隣にあるらしい「阿弥陀ヶ滝」にも行ってみましたが、思いのほかとてもよかったです。
滝自体も結構な高さから落ちており、迫力満点。川の石も大きく、平たくて配置なども造園の参考になるし、何より滝の横にある岩の切れ込みの空間がとても良かった。
水の力なのか分かりませんが岩をえぐったようにして出来たスペースは、屋根でもあり、また光をとりこむ開口でもあります。
天井の一部からは水が滴り、雨が降っているよう。
光が届きにくい奥に行くに従って苔の密度が増え、光が減衰していく様が緑色のグラデーションとなり、最後には真っ黒になります。暗さ、緑の明るさ、天井の安心感、外へ向かう開放感がとても心地よい。
空間に感動することがあまりだんだんと減ってきているのですが、久しぶりに良い場所にこれたと思いました。
5分ほど山道を登ります |
滝。思ったより立派な、ちゃんとした滝です。 滝壺は風も発生して、とても涼しい |
お地蔵さんがいて、緑はキラキラして、水が滴る とても神秘的な空気です。 |
帰りにカフェで休憩。ハンモックなどで遊べる、居心地の良い場所です。 |