バンドでドラムをメインでやって、ギターやボーカルもやったかな。
音楽サークルに入ったり、ジャズ研に顔を出したりしていたし、特に中の良かった友達がバークリー音楽院でギターを学んだりしていて、刺激的な日々を送っていた。
仕事をして結婚をし、子供ができるようになると、音楽に包まれているという状態、浸っているという状態は殆どなくなってしまった。
音楽も聞くし、歌も歌うし、それなりにハマったりするが、あの感覚はもうしばらく無い。
そんな中、昨日は久しぶりにその時の空気を思い出した。
■午前中は、前から気になっていた映画「セッション」を見た。
偉大なドラマーになることを目標に音楽学校で学ぶ主人公と、高い志を持ったスパルタ教師とのやりとり。いろいろな場外の意見がありますが、普通に楽しめました。
内容と関係無いのすが、特に印象的だったのは、
・本編が終わってエンドロールが終わっても、観客が誰一人立ち上がらなかったこと。
エンドロールの画面をぼーっと見ながら、後ろで流れる音楽を全員が聴いていたこと。
おそらく、映画を見るうちに、そしてラストの終わり方なども含めてそこにいる全員が
「音楽を聴く状態になっていた」んだと思います。
生徒と教師。凶器、狂気、復習、狂気、復讐、狂気、復讐、驚喜 |
■音楽を能動的に聴き、包まれる状態になってから、夕方は大好きなバンド「people in the box」のライブに行ってきました。
いつも楽しんで聞いて、その日も素晴らしかったのですが、途中のゆっくりした曲などにぼーっとしてしまう状態に。
よくわからないんだけど、意識が少し俯瞰して、音楽を聞きながらやたらと昔のことを思い出す。
音楽をやっていた頃の小さなエピソードとか。
で、ハっとすると音楽に包まれている。かつて感じて、そうだった状態。
一晩寝ると、いつもの日常になってしまう。残念!
(ちなみに夜行った小料理屋で頂いた日本酒の地酒も、大学の頃によく飲んだいたお酒に味が似ているというおまけ付きだった。)
ライブ会場 岐阜ants。初めて行った。 思いのほか、バーの飲み物が美味しいことに驚く。 |
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