岐阜で住宅の設計をしている事務所です。

2016-05-06

GW旅行。和歌山あたり

GWがやって来ました。

毎年旅行にでかけていますが、今年もちょこっとですが行ってきました。
大学時代のルームシェア仲間で集まる会ですが、今年の滞在先は和歌山県白浜です。

そこを目的地にし、その前後で旅行です。


■1日目

初日は白浜に向かう途中ということで、和歌山市。初、和歌山。
建築は、県立近代美術館、海南市わんぱく公園、念誓寺、和歌の浦アートキューブを見に行きました。
その後、最近ハマっている日本酒を求め、酒屋を物色。
気になっている日本酒「紀土」をゲットし、「黒牛」という地酒も購入しました。
他には和歌山の酒ではないですが、気に入っている銘柄の「松の司」、挑戦してみたくなった「旦」を購入。

友達に会ったり建築を観たりという目的以外に、「酒を探す」という新しい楽しみ方ができるようになり、また旅行が楽しくなりましたね。
(ついてきた子どもには悪いケドね。選ぶのに一時間以上かけちゃって…。)

海南市わんぱく公園(写真は公式HPから)
スパイラル状の建物は上から下まで遊べる。
外の遊び場やランドスケープ自体がワクワクする形状をしている。
念誓寺。
正面ゲート部分からお堂に入る。
外壁は瓦が規則的に埋め込まれている。
あっさりとした佇まいだが、質感は独特となっている。
和歌の浦アートキューブ。いくつかの棟が敷地内に建っている
建物間の隙間に広場的な場所が生まれたり、海が見えたり。

宿泊は普通のビジネスホテル。
ご飯は地場の居酒屋さんでしたが、めちゃくちゃ美味しかったです。


■2日目

二日目は白浜に向かって出発。
途中で湯浅町という町により、古い町並や、古い銭湯、湯浅醤油の工場や資料館などに行ってきました。

そして白浜に到着。
久しぶりの仲間とバーベキューをし、ドームハウスで宿泊。
いつもと違って非日常な感じで面白かったです。
しかし丘の上にあるドーム群の不自然さというか、非バナキュラーさはいかがなものか。


湯浅町の古い町並。
中国から金山寺味噌を持ち込んだ僧侶が、偶然醤油を発見したとのことで、
醤油の発祥地となったらしい。いわゆる湯浅醤油。
他にも古い銭湯であるところの甚風呂なども見学しました。
とれとれビレッジという、ドーム型の宿泊施設がたくさんある場所に宿泊。
一つは結構大きいのですが、音が反響したりトップライトから光が入ったり。
独特の建物です。
恒例バーベキュー。
子どもは喜び、親は疲れているというのも恒例。
■3日目

ひとしきり遊び、また来年の再開を誓いつつ解散。
帰りは近江八幡に寄り、ラ・コリーナを見学。
藤森建築ですが、これほど大きな建物を経験するのは初めてだったのでとても新鮮。
というか、目の当たりにした瞬間のスケール感や質感の不可思議さにやられました。

駐車場からトイレから全体にわたって設計に関わっていらっしゃるようで、端から端までワールドが満ち満ちていました。
いいですね!
隣にも建築中のようで、また来たいと思いました。

駐車場からは生け垣で中が見えない
中に入ると、キノコ型あずま屋と、奥に建物。
完全にスケールが狂い、独特の世界観に突入。
屋根と開口のバランスが、巨大なお寺などでしかありえない感じ。
キノコも不可思議。完全に異世界です。
人がものすごくいます。
中に入っているお菓子やアイス、カフェなどが目的のようです。
軒先部分のベンチもいっぱいの人がいましたが、
皆、居心地が良さそうです。
アプローチの道と道は、植物が規則的に植えられています。
芝生に比べ、かなり「足を踏み入れにくい」印象です。
心理的なバリアがスゴイ。確認のため植物エリアを横断してみましたが、
背徳感がすごかったです。
天井には炭が埋め込まれています。
想像よりも、かなり自然な感じでした。
不自然な光景なはずなんですけどねー。
中もすごい人ですが、あまり息苦しさを感じなかったのは
建築のなせる業か!?
上手に整列させているお店側の配慮も見事でした。
隣には新しい建物が!
敷地全体の完成が楽しみです。

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