木造住宅でほとんど平屋なのですが、PHC杭を打つことになった建物です。
地中梁の配筋。木造とは思えない… |
今回は外構の擁壁も一緒にコンクリート打ちをします。
水が多い土地柄なので道路の冠水を考え、道路よりも敷地内の地盤レベルを高めに設定してあるのですが、その土留めの擁壁です。
地中梁で支える構造。 ベタ基礎とは見た目もかなり違います。 |
建築面積が広いので、ずいぶん大きな建物にみえるようですね。
近所の方は口々に「大きい家…」と。
実際はそこまで大きくはないんだけど。
通常のベタ基礎では土間コンクリートをしっかりと板をつくるのですが、この建物では梁のみ。
梁と梁の間は、構造ではないのです。
でも、地面からの湿気が上がってくるのを避けるために、この後の工程で防湿コンクリートを打ちます。
地中梁は埋め戻されるため、そうなると通常のベタ基礎のように見えることでしょう。
窪江建築設計事務所 窪江健
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