こんいちは!
窪江建築設計事務所スタッフの大澤と申します。
ぽつりぽつりと投稿させていただきますので、よろしくお願いいたします。
10月に入って、ようやく秋の気配が感じられるこの頃・・・。
秋といえば、芸術の秋ですね!
ただいま京都市美術館で2つの展覧会が開催されています。
9月の連休中に、1日はしごして行ってまいりました!
<フェルメールからのラブレター展>
11時半頃に美術館に到着したのですが、もはや美術館前に人だかり。
えっなんと50分待ち・・・!
もう一つの展覧会は待ち時間なし、とのアナウンスが。
でもせっかくだからと並んでみましたが、思ったより早く進み30分ほどで美術館に入れました。
(入ってから展覧会入場まであと10分程待ちましたが(笑))
17世紀オランダの風俗画を中心とした構成で、当時のオランダの人達の生活がうかがえます。
一見ただの風俗画に見えるのですが、ちらばれたモチーフにメッセージ(意味)が含まれており、楽しめます。(簡単な解説有り)
展覧会最後の3点がフェルメールでしたが、やっぱり同時代の画家たちとは雰囲気が違っていました。
映画のワンショットのような・・・。 観ただけで物語の想像が膨らみます。
↑(手紙を読む青衣服の女)ヨハネス・フェルメール※この作品、修復されて甦り、修復後世界初公開。
<ワシントン・ナショナル・ギャラリー展>
9月13日から始まったばかりだからでしょうかこの展覧会、先ほどのフェルメールとは違ってスムーズな入場。
それでもさすが、大勢の人が鑑賞しておられました。
ナショナル・ギャラリーが日本に来るのは12年ぶり、全83作品のうち、初来日約50作品も。
印象派、ポスト印象派の作品群が展示されています。
正直、印象派ってボケボケしたタッチ(代表:ルノワール)であんまり好きじゃない・・・と思っておりましたが、今回一群の作品を見て、「・・・印象派って、結構いいかも」と、まさに印象が変わりました!
個人的には、スーラ(超・超こまかい点描画を書くあの方)2作品とセザンヌ(静物画で有名なあの方)の人物画、初めて知った女流画家メアリー・カサットが良かったです。
もちろん目玉であるこのフィンセント・ファン・ゴッホ(自画像)も、見ごたえがありました。最晩年の作品です。
瞳が!あっちの世界にいっています・・・。
今回3作品もゴッホが展示されておりますが、全ての作品絵の具タッチから伺えるエネルギーが、尋常ではない迫力を感じます。
<フェルメールからのラブレター展>京都市美術館は~10月16日迄。
http://vermeer-message.com/ ←当日混雑時間がわかります。今後は宮城、東京と巡回の予定です。
<ワシントン・ナショナル・ギャラリー展>9月13日~11月27日迄。http://www.ytv.co.jp/washington/index02.html
同じ美術館に大きな展覧会が重なる機会はあまりないので、岐阜から行ってみて良かったです。
大澤
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